太閤立志伝5 トリビア集

太閤5には普通にプレイすれば見逃すような細かいところも凝っていたりします。
このページではそんな役には立たないけれど知っておくと楽しめるかもしれない
トリビア的な小ネタを紹介しています。


○過ぎたる物は身を滅ぼす?

 小田原の町にいる足利義氏は弱い割に村雨という威力No.2の刀を所持している。
 この噂が広まった結果、威力No.1の莫邪が手に入りにくいことも相まって
 足利義氏を辻斬りして村雨を奪うユーザーが近年増加傾向にある模様。
 分不相応な一品を持っているせいでなにかと気苦労の多い可哀相な武将である。


○一度見たら忘れられないあの顔

 二階堂盛義の顔グラフィックは見事なまでに驚愕している形相をしている。
 そのため一度見たら忘れられないというユーザーが多く、密かにファン層が形成されている。
 ちなみにこの驚いた形相は「敵に大筒が!ひょえー!」と敵の大砲に驚いているためだそうで。(※PS2版説明書参照)
 (一説によると自分の息子が名門である葦名家の跡を継いだ嬉しさをあの表情で表しているという話も)
 なお、二階堂のこの形相が見れるのはPS2版のみの特典です。
 
 ※追加トリビア:
  この二階堂の顔グラフィックはドワンゴ「いろメロミックス」のCM(2005年夏頃に放送)に
  多くの2chのアスキーアート(AA)と共に登場していたという謎の経歴を持ちます。
  なぜ二階堂が着メロのCMに登場しているのかは今でも不明ですが、
  定額で着メロ取り放題というインパクトを表現するのにあの顔はうってつけだったのかもしれません。
  されはさておき、ゴールデンタイムのお茶の間にこの驚愕顔AAが何度も放送されたため、
  一躍二階堂の知名度は全国区に! ・・・なんてことはもちろんなかったですが、
  それでも一部の太閤ファンの間で当時結構話題になりました。
 

○遠泳の達人

 酒場で雇った用心棒の護衛期限が切れるとその瞬間、用心棒は主人公の前から去る。
 ちなみに海上で船に乗っているときにこの護衛期限が切れると
 「拙者の役目はここまで・・・それでは御免ッ」という台詞と共に「ドボンッ」と水に飛び込む音がする。
 それが例え呂宋(フィリピン)へ向けて東シナ海のど真ん中を航海中であっても・・・。


○修羅の道

 新武将作成で作成した主人公の娘や姉妹など親族に求婚すると
 「それは修羅の道云々…」と延々と諭され、拒否される。
 諭されて渋々と引き下がる主人公に哀愁を感じずにはいられない・・・かも?
 ちなみに修羅の道云々で断わられるのは主人公の2親等以内。


○強欲剣豪

 物欲が欲張りな人物は、大盤振る舞いに100%引っ掛かかる。
 ちなみに剣豪タイプの人物の中で欲張りな人物は、
 鐘捲自斎、伊藤一刀斎、小野善鬼くらいとのこと。
 ちなみに最強の剣豪・上泉先生もたまに小銭に目がくらむので
 辻斬りの際、そこを背後から切り捨てられて敗北した上、
 「有り金は全部出すから命だけはっ・・・」と命乞いをしている
 剣聖の名が泣く非常に情けない体験談もちらほら耳にします。


○袖の下キラー

 大名の下に商人が持参金を用意したから御用商人にしてくれといってくることがある。
 これに応じるとその商人が新たに御用商人になるが、
 既に御用商人が規定数オーバーしているといずれかの御用商人を辞めさせる必要が。
 ここでさきほど御用商人に選んだ商家を選ぶと、
 「そんな、たった今御用商人にしてもらったばかりなのに!」と泣き言を言う。
 ちなみに持参金は商人に返却されないので商人的には踏んだりけったり。


○長浜小学校

 秀吉プレイで城主になると加藤清正や福島正則、石田三成などが配下になるが
 イベント進行が早いと彼らの年齢は一桁なんてことはよくあること。
 でも顔は満面のヒゲ面・・・。なんて老けた子供だ!
 と思わずツッコミを入れるのは多くの方が通る道。


○ここで裸になるわけには・・・

 大名に贈り物をする場合、価値5以上の高価なものが必要だが
 価値5以上のアイテムが現在装備中のものしかなかった場合、
 「(…しまった、価値が5以上なのは 今、装備しているものだけじゃ…
           ここで裸になるわけにはいかぬし…)」と主人公が呟く。
 衆道を嗜むユーザーはこの発言を聞いて「寧ろ望むところ!」と大喜び。


○プレゼントしたはずなのに

 嫁にプレゼントしたはずのものがなぜか行商人の下に流れたり、
 財宝発掘の対象となって地面に埋まっていることがある。
 行商人に流れるのはまだしも、なぜ嫁にプレゼントしたものが
 遠地の地面に埋まっているのかは永遠の謎。


○いわくありげの南蛮寺

 府内の町の宿屋に5か0の付く日に行くと、
 浪人もいないのに町民男がいて、「南蛮寺には因縁あるものが駆け込む」とか、
 「南蛮寺に行って行方知れずになるものがいるらしい・・・」という意味深な台詞を呟く。
 これは外国人が異人として恐れられることの多かった当時の世相を反映したちょっと台詞と思われるが、
 ヘビーユーザーともなると、「これは切支丹エンドが存在することを表す証拠に違いない」と
 新エンディングを求めてあれこれ条件探しを行うなんて事例も報告されている。
 なお、宿屋には町民男ではなく町民女がいる場合もあるものの
 セリフが固定されているためか、その町民女が男言葉のまま喋るとか。


○悪人に対する世間の冷たさ

 悪名が高くなるor悪の称号カードを入手していると自分に対する世間の目が冷たくなる。
 人に会うたびに「これはこれは、あのうつけと名高い・・・いや、これは失礼」と皮肉られる。
 ちなみにうつけ呼ばわり以外にもいろいろ嫌味のバージョンが豊富にあったりする。
 新たに人に会うたびに嫌味を言われると思わず改心したくなる気持ちになるはず。


○怪我? 病気?

 敵を狙撃や辻斬りして怪我を負わした直後に、
 その武将の所にいくと具合悪そうにしているので医師として診察すると
 体調不良の原因が「下痢」だったり「鼻水」だったり・・・。
 他にも「ゴホッゴホツ」と咳き込んでその原因が「出来物」だったりすると思わず脱力。


○茶室監禁

 自室に茶室を作って他の武将を誘うと、誘いに応じた武将は主人公の茶室に向かうため
 主人公が茶室に入り、茶会を行うまでずっとその武将の自宅は不在状態になる。
 ちなみに主人公が茶会のことを忘れて数年立っていたとしても、
 その武将はずっと茶室で待っているため、延々と不在状態が続く。
 これは一部で茶室拉致だとか茶室監禁などと呼ばれ、
 ベテランユーザー間ではこれを利用したテクニックなども編み出している模様。
 例えば、史実嫁がいる武将を茶室監禁した状態でその武将の自宅に行くと
 普段は顔を出さない史実嫁が応対してくれるのを狙った間男プレイとか・・・。


○女という武器

 大名などに会いに行くと門番に止められるが、女性新武将だとコマンドに色仕掛けが加わる。
 女という武器を最大限に活用するなかなかしたたかな主人公であります。
 それにしても色仕掛けを仕掛けられたり、賄賂を貰えたりとなにかと役得の多い門番が羨ましい。


○配下の役目割振

 大名プレイ時にイベントなどで配下武将が話しかけてくる場合、
 話しかけてくる武将はなんらかのパラメータが一番高い武将という設定をされている場合が多い。
 例えば、天下統一をした時に「殿、天下統一おめでとうございます」というのは勲功が一番高い武将の役目だとか。
 そのため、一番最後に滅ぼした大名を配下にするとその直後のエンディングに、
 その元大名が「天下統一おめでとう」なんて台詞を言うことも。
 その言葉の裏では内心さぞ無念だろうと元大名の気持ちを考えると思わず涙を禁じえないものが。


○やっぱり馬鹿にしてる?

 秀吉プレイ時に秀吉の身分が柴田勝頼など秀吉を嫌う武将より高くなると
 「おお、猿ではございませぬか!」というなんとも微妙な台詞が出現したりする。
 今まで馬鹿にしてきた名残はそんなすぐには取れないようで・・・。


○聞かなきゃよかった嫁年齢

 嫁さんの年齢は普段は表示されないが、自宅で嫁と話していると
 たまに嫁が「今年で私も○○才になります」という台詞を喋る。
 後半のシナリオで阿国やリルと結婚して、新婚アツアツの所にこの台詞が出て
 彼女らの年齢を知ると首を吊りたくなるユーザーが続出する予感。


○持ってるはずなのに・・・

 堺の豪商で当代屈指の茶人であった今井宗久は
 その評判に相応しく序盤のシナリオでは最上級の茶器「松島の壷」を持っている。
 宗久は登場シナリオ全てで商家の当主なのでスタート時に配下がいるので
 さっそく「茶会」を実行しようとすると・・・
 宗久「しまった!!茶器を持ち合わせておらぬぞ!これでは茶会どころでは・・・」
 ・・・・・・自慢の松島の壷はいったいどこへやったのかと小一時間問い詰めたい。
 他にも他にようなバグネタとして、京の豪商茶屋四郎次郎を主人公にすると、
 最初から「色々威腹巻」を装備しているものの、彼の所持品には「色々威腹巻」は存在しない。
 で、最初から所持している鎖具足に防具を装備しなおすと、「色々威腹巻」が煙のように消滅するとか。


○ライバルツン○レ説

 秀吉プレイにおける佐々成正などに代表されるように大勢力の大名に仕官すると
 ライバル武将が設定され、このライバルは事あるごとに突っかかってくる。
 評定で主命を与えられるたびに毎回「おぬしにできるものか」と嫌味を言うのを皮切りに
 主命達成前に酒場に立ち寄れば「こんなところで油を売るとは・・・云々」、
 技能師事のために馬屋に立ち寄れば「お馬さんゴッコなら他で子供とやったらどうだ?」、
 茶人宅に立ち寄れば、「ここは茶道を習うところだぞ。水遊びなら…(以下略)。」
 上記紹介のものはごく一例であり、嫌味のバリエーションは地味に多かったりする。
 これをみて多くのプレイヤーは「なにくそ、こんなやつに負けるものか」と闘志を燃やすものだが
 稀に「こいつ、実はツン○レで俺のことを構いたくて仕方ないんだな」と在らぬ方向に脳内変換する猛者もいるようで…。
 このゲームでは嫌われ役であるライバルも、別ジャンルのゲームに出ていれば人気者になれたのかもしれません。


○自作アイテム流出

 鍛冶や茶器製作で自作のアイテムを作成した状態で行商人に会うと
 行商人から自作アイテムを売りつけられることがある。(ただし価値4以下のもののみ)
 自作のため世の中にひとつしかなく、またその唯一の品を自分が所持しているにも関わらずである。
 管理はしっかりしているつもりでもいつの間にやら流出している自作アイテム・・・
 もし失敗作だからと恥ずかしい名前をつけていたアイテムが流出して
 世の中に出回っていた日には泣きたくなるかもしれません。
 もしかしてコーエーはこうした経験によってユーザーを啓蒙し、現代の情報流失問題に一石投じているのでしょうか。


○帝の趣味を歪める不届き者

 鍛冶を極めて鍛冶屋エンディングを迎えると自作アイテムを帝に献上することになる。
 その自作アイテムは自分で名前を付けることになるので
 普通ならば鍛冶で作成した武具に関係する名前を付けそうなものですが、
 最近この自作アイテムに「おね〇ョタ同人誌」など、趣味全開の名前を付けて
 帝に献上するのがSNS上でブームの兆しを見せています。
 太閤プレイヤーの熱い布教活動により、帝の趣味が歪むのも時間の問題かもしれません。


〇激しいギャップの狭間で

 1549年 流亡の章を織田家の武将で開始して清州の町に入ると
 幼年時代の松平竹千代(徳川家康)が登場します。
 愛らしい容姿をした姿に胸を打たれたプレイヤーも多く、ひそかな人気を集めていたのですが、
 残念ながらゲーム開始から少し経つと見慣れたタヌキ親父に進化するので
 その落差に涙を流すプレイヤーもいるとかいないとか。



情報提供:monさん 無名剣士さん はぐれ透波さん 情報感謝!

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